SaaSのピーク時代の終焉と成果重視型ソフトウェアの構築方法 | アンドレス・クラリック - E710
「現在のSaaSの価格設定には、説明責任が欠けています。私たちは、ソフトウェアが実際に成果を生み出す時代に突入しており、それは必然的に説明責任を意味します。私があなたをA地点からB地点へ導くと約束するなら、それは成果です。オペレーティングシステムは、今日のように必ずしも利益を生み出す源泉であるべきではありません。真の利益は、説明責任を果たす成果の中にこそあるべきです。業界として、私たちは価格設定にそれを反映させる勇気を持つ必要があります。」
「創業当初、私たちのアイデアは自動車ローンの借り換えでした。銀行や信用組合に代わってローンを組成していたのですが、取引先の金融機関から『あなたのシステムは誰が作ったのですか?』という同じ質問を繰り返し受けていました。最終的に、彼らはローン自体には興味がなく、その成功の秘訣、つまりシステムそのものを欲しがっていたのだと気づきました。そこで私たちは方向転換し、B2BのSaaS(Software as a Service)へと転換することを決めたのです。」
「両親の姿に、私は勇気の極みを見ました。彼らは私たちにより良い未来を与えるために、ボリビアを離れ、文字通り人生のすべてを犠牲にして、私たちにより良い生活を提供するために30年間働き続けました。そして、子どもたちには自分たちよりも大きな夢を持ち、新しい人生を築いてほしいと願ったのです。それが、私たちを今の場所に導いた変革のプロセスでした。」
ボリビア生まれの起業家でハーバード・ビジネス・スクール卒業生のアンドレス・クラリック氏が、ジェレミー・オー氏とともに、10年にわたる過酷なプライベート・エクイティでのキャリアから、急成長を遂げるB2B SaaSスタートアップの構築へと転身した経緯について語ります。アンドレス氏は、当初は消費者向け自動車ローン借り換えプラットフォームとしてスタートした同社が、顧客からの需要の高まりを受けてB2Bローン組成システム(LOS)へと方向転換した経緯を明かします。また、従来の金融ソフトウェアの近代化における課題、従来のSaaS従量課金制から成果ベースのアカウンタビリティモデルへの移行に必要な勇気、そしてパンデミックが起業家としての飛躍のきっかけとなった経緯についても深く掘り下げます。最後に、アンドレス氏は、両親がより良い未来を求めてボリビアから移住した際の犠牲、そしてそれがスタートアップを成長させながらも父親としての役割を担う自身の姿勢にどのように影響を与えているかについて、勇気の究極の表現を振り返ります。
00:00 - 近況報告と従来の金融からMBAへの進路
03:25 - プライベートエクイティからの離脱とパンデミックがもたらした変化
06:39 - 創業当初のアイデア:自動車ローンの借り換え
08:33 - 転換点:融資販売から「秘伝のタレ」の販売へ
10:50 - 企業の方向転換とチームの再編成への対応
13:40 - 従来のフィンテックおよび融資実行システム(LOS)の変革
19:55 - SaaSの未来:成果に基づくアカウンタビリティ価格設定
29:20 - 対面式企業営業の永続的な重要性
35:00 - 移民の勇気:より良い未来を求めてボリビアを離れる
39:20 - スタートアップのリーダーシップと父親業の両立
YouTubeで視聴: https://www.youtube.com/watch?v=5aHsI3gj1c0
Spotify で聴く: https://open.spotify.com/episode/269t7nsTl9Fcz5Anv4h6n3
キーワード:B2B SaaS、フィンテック、融資実行システム(LOS)、スタートアップの方向転換、成果ベース価格設定、プライベートエクイティから起業へ、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)、移民の道のり、ボリビア、創業者兼父親